2009年10月23日

常任委員会視察②

 常任委員会視察二日目は、岩手県平泉町です。

 平泉は、世界文化遺産登録が延期されています。

 その訳は、世界遺産の推薦書を作成し提出をしたのですが、国際的には“浄土思想”のような精神的なものでは、遺産(不動産)に対しての確固たる価値を証明することにはなりませんでした(難しく理解されない)。
 
 そこで、わかり易く単純明快にストーリーを組立て直し、構成資産(コアゾーン)や緩衝地帯(バッファゾーン)の絞込みを行い直して、推薦書の再作成を行っている最中だそうです。

常任委員会視察②


常任委員会視察②



 富士山も精神文化である富士山信仰を重点にすると思います。

 今回の視察でわかったことは、
 ①文化遺産は、不動産であること 
 ②この不動産の価値の証明をすること
 ③わかり易く伝えるため、主体(誰が)をはっきりさせ、その効果や影響(何をしてどう現在まで伝わっているか)について示すこと 
 などです。

 とても参考になりました。


同じカテゴリー(日記)の記事画像
旧友との再会
陸前高田市へ4回目の訪問
新東名開通式
紹興市との友好提携15周年
建て前
男子高等学校選抜ソフトボール開会式
同じカテゴリー(日記)の記事
 旧友との再会 (2012-04-30 17:07)
 陸前高田市へ4回目の訪問 (2012-04-28 09:28)
 新東名開通式 (2012-04-14 17:40)
 紹興市との友好提携15周年 (2012-04-06 10:19)
 建て前 (2012-03-26 17:03)
 偉大な支援者 (2012-03-24 17:24)

Posted by yoltuchi at 17:05 │日記

削除
常任委員会視察②